長柄桜山古墳回廊 林間の史跡をめぐる回廊
- 所要時間
- 約1時間40分
- 主な交通手段
- 徒歩
JR 逗子駅東口/京急 逗子・葉山駅北口
①富士見橋
※田越川沿い散策ルートは「田越川回廊」参照
②蘆花・独歩(ろか・どっぽ)ゆかりの地碑
徳冨蘆花や国木田独歩が滞在し作品を執筆した、川沿いの旅館「柳屋」跡地に建てられています。
③蘆花記念公園
昭和59年、市制施行30周年を記念し、逗子の名を広く世の中に伝えた文豪、徳冨蘆花ゆかりの地に設けられました。緑に包まれた散策路に旧野外活動施設、休憩所などがあります。また歴史的建造物として、徳川家第16代当主、家達の別荘でもあった旧郷土資料館と、伝統的な様式や技法で建築されていることから、逗子市景観重要建造物に指定されている旧脇村邸があります。(内部は非公開)
●逗子景勝10選
④長柄桜山(ながえさくらやま)古墳群(2号墳)
現存する遺構としては県内最大級の規模を有する、4世紀
中頃から後半に築造された2基の前方後円墳です。
●国指定史跡
※蘆花記念公園第2号墳周辺の拡大図参照
長柄桜山古墳群(1号墳)
現存する神奈川県内最大の古墳。
史跡長柄桜山古墳群第1号墳の供用開始にあたって、逗子市制70周年・葉山町制100周年記念事業としてオープニングセレモニーがおこなわれました。
日時:令和6年4月20日(土曜日)10時~11時
場所:長柄桜山古墳群第1号墳 前方部前面広場
4世紀中頃から後半に築造された2基の前方後円墳です。平成11年、携帯電話の中継基地工事の際に発見され、発掘調査では、つぼ形や円筒の埴輪が出土しました。第1号墳は墳丘の長さ91.3メートル、山を削って成形した上に、約1.5メートルの盛り土をして築いてあります、後円部は3段、前方部は2段の段築(斜面に段を設ける構造)になっています。1号墳の周辺からは、眼下に田越川流域の逗子市街や相模湾、遠くに富士山や丹沢の山々などを一望できます。反対に、平野部や海上からもこの前方後円墳を望めていた可能性も高く、そのような場所に築くことで、権威や威厳を示していたのではないでしょうか。
⑤六代御前(ろくだいごぜん)の墓
平清盛のひ孫で平家最後の嫡流、六代御前(平高清)がこの付近で処刑されたと言われています。
●逗子景勝10選