延命寺
一見すると都会の寺院ですが、知るほどに深い、1200年の古刹です。
奈良時代、行基菩薩が延命地蔵菩薩像をつくり開創。平安時代、弘法大師が地蔵尊の厨子を設けられました。以来、この地は「ズシ」と呼ばれ、現在の「逗子」の起源となったと言われています(諸説あります)。鎌倉時代には三浦氏の祈願寺でした。
永正十年(1513年)北条早雲に攻められた三浦勢が、小坪の住吉城(平塚の住吉要害説もあります)から三崎の新井城へ逃れる時、弟の道香は兄三浦同寸を助けるためこの付近で敵の追撃を阻んで善戦し、武運尽きて討ち死にしたと云う伝説があります。境内の右側鐘楼の手前に彼等の墓と伝える宝篋印塔(ホウキョウイントウ)が七基並んでいます。
銅像阿弥陀三尊像は市指定文化財、湘南七福神(弁財天)。
令和5年12月31日 15:00-16:00 「大晦日の鐘」
大晦日のみ特別受付 「大晦日特別添え護摩」●添え護摩札料 一体 300円
基本情報
- 住所
- 〒249-0006 神奈川県逗子市逗子3-1-17
- お問い合わせ先
- 延命寺
- 電話番号
- 046-873-9322
- FAX番号
- 046-873-5946
- アクセス
- ・京急逗子・葉山駅北口から徒歩約3分
・JR逗子駅東口改札より徒歩約5分 - リンク
- 延命寺鎌倉タイム逗子市内の重要文化財銅像阿弥陀三尊像