高養寺
三浦不動27番札所 小説「不如帰」の舞台となった。高台にあるため逗子湾が一望できる。
昔々、浜の一角から毎晩不思議な光がさすようになり、それまでたくさん獲れていた魚が不漁になったそうです。それを聞いた僧侶が、岩の洞穴の中に石の不動尊を発見し、村人が大切に祀ったところ、また魚が獲れるようになったという話が伝わっています。小説「不如帰」のヒロイン浪子が、作中で夫の武男と逗子海岸を散歩した時に立ち寄った不動堂として登場したことから、浪子不動と呼ばれるようになりました。葉山の慶増院は高橋是清と犬養毅を中心に再建された寺ですが、その後無住になっていました。昭和26年(1951年)逗子海岸不動堂(波切不動/白滝不動/浪子不動)の再建計画が持ち上がった際、慶増院本堂を移築することが決まり、昭和28年(1953年)に五輪塔と共に移されました。その際に2人の政治家の名前を伝える高養寺という名称になりました。現在五輪塔は東昌寺の境内に祀られています。
基本情報
- 住所
- 〒249-0007 神奈川県逗子市新宿5-5-5
- お問い合わせ先
- 金蔵院
- 電話番号
- 045-752-1741
- アクセス
- 【電車】
JR横須賀線・湘南新宿ライン逗子駅東口下車⇒徒歩約17分または京浜急行
逗子・葉山駅南口下車⇒徒歩約20分
【徒歩】
逗子駅ロータリーを銀座通り商店街へ右折→銀座通り入り口信号左折→逗
子海岸入り口信号右折→国道134号線を鎌倉方面に直進