泉鏡花文学碑
泉鏡花の「春昼」片手に逗子を巡ってみたくなる
「秋の雲 尾上のすすき 見ゆるなり」と刻まれ、ウサギをかたどっています。 相模湾が一望できる景勝地の大崎公園にあります。
泉鏡花は、明治39年から41年まで逗子に住み、神秘文学の傑作といわれる「春昼(しゅんちゅう)」「春昼後刻」や、半自叙伝的な新派悲劇の代表的狂言として好評を博した「婦系図(おんなけいず)」を発表しました。泉鏡花文学の中には、逗子のさまざまな土地が紹介されています。
鏡花は、実母から「自分の干支から七番目の物を集めると幸運が訪れる」と、水晶でできたウサギの置物を贈られ、それ以後、ウサギが大好きになりました。古くからウサギと波は付き物であり、海が見え、ススキが自生している大崎公園に平成2年に俳句を刻んだ文学碑が設置されました。ウサギのコレクションを晩年まで続けたというエピソードにちなんでいます。
基本情報
- 住所
- 〒249-0008 神奈川県逗子市小坪4-25
- お問い合わせ先
- 逗子市観光協会
- 電話番号
- 046-873-1111
- アクセス
- 横浜横須賀道路逗子ICから約15分
JR逗子駅から車で約10分
駐車場
披露山公園駐車場を利用(徒歩10分)
JR横須賀線逗子駅より京急バス小坪経由鎌倉行15分、披露山公園より徒歩20分 - リンク
- 逗子市-公園